PF構造生物学グループの現状 生物マシーナリーNewsletter No.7
   ハイスループット放射光X線構造解析実験施設と
   細胞内蛋白質輸送系と糖鎖修飾系の構造ゲノム科学


V.構造生物実験棟

 2001年4月に竣工なった新研究棟(構造生物実験棟)は、438m2からなるプレハブ平屋建ての建物(図5, 6)で、以下に紹介する実験室などからなっている。研究対象とする目的の蛋白質を結晶化するのに必要な純度と量を準備するためには、現在、遺伝子操作による蛋白質の大量発現系の構築が不可欠である。そのために、ホスト?ベクター系からなる組換えDNA実験を行うために、KEK内に新たに組換えDNA安全委員会を設置し、P2レベルまでのDNAの操作ができるような設備を整備した。また、蛋白質の一部分だけを取り出すような操作も行うことができる。将来的には無細胞系蛋白質発現系も行えるようにする予定である。また、精製した蛋白質の諸性質をチェックし、アッセイ等を行える様、冷却遠心機(大型2台、小型3台)、ゲル電気泳動装置、PCR装置、ジーンパルサー、ゲル撮影装置、DNAシーケンサー、ペプチドシーケンサー、液体クロマトグラフィーシステム(AKTA Exploler 2台, AKTA Prime 2台)、分光光度計、蛍光光度計、円2色分散計(CD)、生体分子相互作用解析システム(ビアコア、2002年3月より)等が整備されている。